最終更新日:2026年9月24日
Officeのお役立ち情報
Wordで目次を自動で作る|見出しスタイルの設定とページ番号の更新
報告書や論文で目次を手で打っていると、本文を直すたびにページ番号がずれて、そのつど書き直すことになります。Wordには、見出しをもとに目次を自動で作る機能があります。Microsoftの公式情報でも、Wordの目次は文書の見出しに基づいて作られる、と説明されています。つまり、出発点は目次ではなく、見出しの設定です。この記事では、見出しスタイルを付けるところから、目次を挿入し、変更後に更新するまでを、公式の案内に沿って整理します。うまく出ないときの確認方法もあわせて扱います。
報告書の目次を手で打っているのですが、ページがずれるたびに直していて…。自動で作る方法があると聞いたのですが、どこから始めればいいですか?
先に見出しを決めるのが出発点だよ。目次は見出しから作られるんだ。①見出しに見出しスタイルを付ける ②目次を自動で挿入する ③変わったら目次を更新する。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- 目次が見出しから作られる仕組み
- 見出しスタイルの付け方
- 目次を自動で挿入する手順
- 本文を直したあとの更新方法
- 目次に出てこないときの確認
結論
見出しを設定してから、目次の機能で自動作成のスタイルを選びます
Microsoftは、Wordの目次は文書の見出しに基づいて作られる、と説明しています。そのため、最初にやることは目次を作る操作ではなく、本文の見出しに見出しスタイルを付けることです。公式情報では、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、と案内されています。
見出しが設定できたら、目次を追加する場所にカーソルを置き、目次の機能から自動作成のスタイルを選びます。これで、見出しの内容とページ番号が入った目次ができます。その後に本文を直してページがずれた場合は、目次を右クリックして「フィールドの更新」を選ぶと、内容が作り直されます。Microsoftは、目次に影響を与える変更を加えた場合、この方法で更新すると案内しています。
なお、目次には手動で作るスタイルもあります。ただしMicrosoftは、手動作成の目次スタイルでは見出しが目次の作成に使われないため、自動的には更新されないとしています。ページ番号のずれを避けたいのであれば、自動作成のスタイルを選んでください。手順の確認先は、Microsoftサポート「目次を挿入する」です。
目次は見出しから作られる

まず、この機能の考え方を押さえておきます。ここが分かると、あとの手順が理解しやすくなります。
Microsoftは、Wordの目次は文書の見出しに基づいている、と説明しています。つまり、目次に出したい項目を目次の欄に書き込むのではなく、本文側で「これは見出しです」と指定しておくと、その情報をもとに目次が組み立てられる、という仕組みです。
この違いは、あとから効いてきます。手で打った目次は、本文をいくら直しても変わりません。一方、見出しから作った目次は、更新の操作をすればページ番号も内容も作り直されます。報告書や論文のように、あとから文章を足したり順番を入れ替えたりする文書では、この差が大きくなります。
「手動で作る目次もありますが、更新されません」
Wordには、手動で作る目次のスタイルも用意されています。Microsoftは、手動作成の目次スタイルを使うと、見出しは目次を作成するのに使用されないため、自動的には更新されないと案内しています。代わりに、プレースホルダーのテキストを使って目次の見た目が作られ、各項目を自分で入力する形になります。見た目だけ目次の形にしたい場合には使えますが、ページ番号のずれを直す手間はなくなりません。この記事では、自動で作られるスタイルを前提に進めます。
本文に見出しスタイルを付ける

ここが出発点です。目次を作る前に、こちらを済ませます。
Microsoftは、見出しの設定手順として、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、と案内しています。文字を大きくしたり太字にしたりするのではなく、スタイルとして指定するのがポイントです。
見た目を変えただけでは、見出しとして扱われません。文字サイズを大きくしても、太字にしても、Wordから見れば普通の文章のままです。目次に出したい項目には、必ずスタイルを適用してください。
「見た目を変えるのとは別の操作です」
見出しスタイルの適用は、文字の見た目を整える操作とは別のものです。フォントを大きくしたり、太字にしたり、色を変えたりしても、Wordの内部では「見出しである」という情報は付きません。そのため、目次を作っても、その行は拾われません。逆に、スタイルを適用すれば、見た目もあわせて整います。Microsoftが案内している手順は、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、というものです。
目次を自動で挿入する

見出しが設定できたら、目次を入れます。
Microsoftが案内している手順は、次のとおりです。第一に、目次を追加する場所にカーソルを置きます。文書の先頭に入れることが多いと思います。第二に、目次の機能に移動し、自動作成のスタイルを選びます。これで、見出しの内容とページ番号が入った目次が挿入されます。
目次の一覧には、自動作成のスタイルと、手動で作るスタイルが並んでいます。前の章でご説明したとおり、手動のものは自動更新されません。自動作成のスタイルを選んでください。
目次の機能が置かれているタブの名前は、お使いのWordによって表示が異なる場合があります。詳しくは後の章でご説明します。
「目次を入れる位置を先に決めておく」
目次はカーソルのある位置に挿入されます。文書の先頭に入れたい場合は、あらかじめ先頭にカーソルを置いてから操作してください。表紙がある文書では、表紙の次のページに入れることが多いと思います。なお、目次のあとで改ページを入れておくと、本文が目次と同じページから始まるのを避けられます。ページの区切りについては、Wordで文書の章ごとに異なるページ番号を設定する方法|セクション区切りと番号形式を解説でも扱っています。
Word作業を快適にするなら
Office搭載の中古パソコンをPC STOREで
動作確認・保証つきの中古パソコン。用途とご予算に合う一台を、正直にご提案します。迷ったらお気軽にご相談ください。
本文を直したら目次を更新する

目次は、入れたら終わりではありません。ここを知らないと、せっかくの自動作成が活きません。
Microsoftは、目次に影響を与えるドキュメントに変更を加えた場合、目次を右クリックして「フィールドの更新」を選択し、目次を更新する、と案内しています。本文を足した、順番を入れ替えた、見出しの文言を直した、といった変更のあとは、この操作が必要です。
更新は、本文を直したあとに行います。逆の順番、つまり目次を先に直しても、本文側の情報が変わっていなければ元に戻ります。目次の文字を直接書き換えるのではなく、本文の見出しを直してから更新する、という順番でお使いください。
「印刷する前に、もう一度更新を」
作業の途中で更新していても、最後に本文を少し直すことがあります。印刷したり、PDFにしたり、人に渡したりする前に、もう一度更新しておくと、ページ番号のずれを防げます。長い文書では、更新を忘れたまま提出してしまうことがあります。保存の前に更新する、と手順に組み込んでおくと、忘れにくくなります。なお、更新の操作をしても表示が変わらない場合は、そもそも見出しが設定されていない可能性があります。次の章をご確認ください。
目次に出てこないときの確認

入れたい項目が目次に出てこない、という場面があります。
Microsoftは、この原因について、見出しが見出しとして書式設定されていないため、多くの場合、エントリが見つからないことがある、と説明しています。つまり、本文側で見出しスタイルが付いていないことが理由です。
公式に案内されている対処は、次のとおりです。第一に、目次に出したい見出しごとに、その見出しのテキストを選択します。第二に、「ホーム」から「スタイル」に移動し、「見出し 1」を選びます。第三に、目次を更新します。
見た目が見出しらしくなっていても、スタイルが付いていなければ目次には出ません。文字を大きくしただけ、太字にしただけの箇所がないか、確認してみてください。
「まとめて確認する方法」
文書が長いと、どこにスタイルが付いていないかを目で探すのは大変です。本文の見出しを順に選択して、「ホーム」の「スタイル」でどれが選ばれた状態になっているかを見ていくと、設定の有無が分かります。見出しとして扱われていれば、スタイルの一覧で該当するものが選択された状態になります。新しく書き足した部分は、スタイルが付いていないことがあります。文章を追加したあとは、その部分の見出しを確認してから目次を更新してください。
画面の表記が案内と違うとき

調べていると、説明されているタブの名前と、画面に出ている名前が違うことがあります。
目次の機能が置かれているタブの名称は、資料や環境によって表記が揺れています。Microsoftの公式ページの中でも、「参照」「参照設定」といった書かれ方や、英語の表記が混在しています。そのため、案内に書かれているタブ名を探しても見つからない、ということが起こります。
この記事では、タブの名前を断定していません。探し方としては、リボンの中から目次に関する機能を探し、その中の自動作成のスタイルを選ぶ、という手順で進めていただくのが確実です。文言を厳密に一致させようとするより、役割で見つけるほうが迷いません。
「バージョンによって表示が変わることがあります」
Wordは、更新によってリボンの並びや項目の名称が変わることがあります。この記事は、執筆時点でMicrosoftの公式情報に記載されている内容をもとに整理しています。お使いの環境で表示が違う場合や、この記事の手順どおりに進まない場合は、Microsoftの公式情報もあわせてご確認ください。また、Windows版とMac版、Web版では、画面の構成が異なります。お使いの環境に合わせて読み替えてください。
よくある質問

目次のページ番号がずれたままです
更新の操作をしてみてください。Microsoftは、目次に影響を与えるドキュメントに変更を加えた場合、目次を右クリックして「フィールドの更新」を選択し、目次を更新すると案内しています。本文を直しただけでは、目次は自動では書き換わりません。なお、更新しても変わらない場合は、その目次が手動で作るスタイルで挿入されている可能性があります。Microsoftは、手動作成の目次スタイルでは見出しが目次の作成に使われないため、自動的には更新されないとしています。その場合は、目次を作り直すことをご検討ください。
一部の見出しだけ目次に出てきません
その箇所に見出しスタイルが付いていない可能性があります。Microsoftは、見出しが見出しとして書式設定されていないため、多くの場合、エントリが見つからないことがあると説明しています。対処としては、目次に出したい見出しのテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選び、そのうえで目次を更新する、と案内されています。文字を大きくしただけ、太字にしただけでは、見出しとして扱われません。あとから書き足した部分は、とくに設定が抜けやすいのでご確認ください。
目次の文字を直接書き換えてもいいですか
おすすめしません。自動で作られた目次は、本文の見出しをもとに組み立てられています。目次の文字を直接書き換えても、更新の操作をすると、本文側の情報から作り直されるため、書き換えた内容は残りません。直したいのが見出しの文言であれば、本文の見出しを直してから目次を更新してください。この順番で作業すると、本文と目次の食い違いが起きません。
見出しのスタイルが一覧に見当たりません
Microsoftが案内している手順は、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、というものです。このページだけでは、一覧に表示されない場合の操作までは確認できません。お使いのWord内のヘルプやMicrosoftサポートもあわせてご確認ください。
案内されているタブが画面に見当たりません
タブの名称は、資料や環境によって表記が揺れています。Microsoftの公式ページの中でも、「参照」「参照設定」といった書かれ方や、英語の表記が混在しています。タブ名を厳密に一致させようとするより、リボンの中から目次に関する機能を探すほうが確実です。また、Windows版とMac版、Web版では画面の構成が異なります。お使いの環境に合わせてご確認ください。
まず何から設定すればよいですか
大きな区切りになる見出しから設定するのが分かりやすいと思います。Microsoftが案内している手順は、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、というものです。章のタイトルにあたる部分に適用してみてください。設定できたら、目次を挿入して、意図した項目が出ているかを確認します。うまくいったら、必要に応じて範囲を広げていく、という進め方であれば、途中で分からなくなりにくいと思います。
まとめ

Wordの目次は、文書の見出しに基づいて作られます。そのため、出発点は目次を作る操作ではなく、本文の見出しにスタイルを付けることです。Microsoftは、見出しにしたいテキストを選択し、「ホーム」から「スタイル」に移動して「見出し 1」を選ぶ、と案内しています。見出しが設定できたら、目次を入れたい場所にカーソルを置き、目次の機能から自動作成のスタイルを選びます。手動で作るスタイルもありますが、こちらは見出しが目次の作成に使われないため、自動的には更新されません。
本文を直したあとは、目次を右クリックして「フィールドの更新」を選ぶと、内容が作り直されます。目次に出したい項目が表示されない場合は、その箇所に見出しスタイルが付いていない可能性があります。見出しのテキストを選択して「見出し 1」を適用し、そのうえで目次を更新してください。なお、目次の機能が置かれているタブの名称は、資料や環境によって表記が揺れています。文言を探すより、役割で見つけるほうが迷いません。Wordは更新によって表示が変わることがあるので、最新はMicrosoft公式もあわせてご確認ください。Wordの基本操作はWord初心者必見|基本操作から時短テクニックまでわかりやすく解説でまとめています。
PC STOREはOffice搭載の中古パソコンもご用意
PC STOREでは、WordやExcelが使えるOffice搭載の中古パソコンを、動作確認と保証つきでご用意しています。買ったあとの設定や使い方でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。用途に合わせて、正直にご提案します。
Word作業を快適にするなら
Office搭載の中古パソコンをPC STOREで
動作確認・保証つきの中古パソコン。用途とご予算に合う一台を、正直にご提案します。迷ったらお気軽にご相談ください。