最終更新日:2026年6月8日
Mac・画像圧縮初心者ガイド
Mac OSで画像を圧縮・最適化する方法|標準機能とおすすめツールを比較
Macで写真やブログ画像の容量を小さくしたいときは、圧縮率だけでなく、縦横サイズ、画像形式、画質、透過の有無、使用目的まで確認することが大切です。この記事では、Mac標準の「プレビュー」、ImageOptim、Squoosh、TinyPNGの特徴と使い分け、JPEG・PNG・WebP・AVIFの選び方、複数画像の圧縮手順、画質低下を防ぐ確認方法、画像編集に使いやすいMac選びまで初心者向けに解説します。
ブログへ載せる写真の容量が大きくて、ページが重くなってしまいます。圧縮すると画質が悪くなりそうで、どの方法を使えばよいか迷っています。
画像は、圧縮率だけでなく、縦横サイズと形式を見直すことが重要です。元画像を残したうえで、用途に合うサイズへ縮小し、プレビューや圧縮ツールを使い分けると安全ですよ。
この記事でわかること
- 画像圧縮と画像サイズ変更の違い
- JPEG・PNG・WebP・AVIFの選び方
- Mac標準のプレビューで画像を軽くする方法
- ImageOptim・Squoosh・TinyPNGの特徴と使い分け
- 複数画像を効率よく圧縮する手順
- 画質低下や元画像の上書きを防ぐ確認ポイント
- 画像編集を快適にするMacのスペック目安
結論
画像は「縦横サイズ・形式・圧縮率」の順に見直すと効率よく軽量化できる
Macで画像を軽くするときは、最初から強い圧縮をかけるのではなく、まず実際に使用する表示サイズへ縮小しましょう。4000ピクセルを超える写真を、ブログで1600ピクセル程度しか表示しない場合、縦横サイズを適正化するだけでも容量を大きく減らせます。
そのうえで、写真はJPEGやWebP、透過が必要な画像はPNGやWebP、さらに軽量化を重視するWeb用途ではAVIFも候補になります。簡単なサイズ変更はMac標準のプレビュー、Mac上で複数画像を手軽に圧縮するならImageOptim、画質を見比べながら調整するならSquoosh、ブラウザで手軽に圧縮するならTinyPNGという使い分けが分かりやすいでしょう。
画像圧縮と最適化の基本

画像を軽くする方法には、「縦横サイズを小さくする」「画像形式を変更する」「圧縮率を調整する」「不要なメタデータを削除する」などがあります。これらをまとめて画像最適化と考えると分かりやすくなります。
単に画質を下げるだけでは、文字や細部が見えにくくなる一方で、思ったほど容量が減らないこともあります。まずは、画像をどこで使うのかを明確にしましょう。
縦横サイズを縮小する|表示幅に合わせる
ブログで最大1200〜1600ピクセル程度しか表示しない画像を、4000ピクセル以上のまま保存しても、多くの場合は容量だけが大きくなります。
画像形式を選ぶ|写真と図解で使い分ける
写真、透過画像、文字入り画像では適した形式が異なります。用途に合わない形式は、容量増加や画質低下の原因になります。
圧縮率を調整する|見た目とのバランスを取る
圧縮率を高くしすぎると、輪郭のにじみ、色のムラ、文字の読みにくさが発生します。原寸と縮小表示の両方で確認しましょう。
メタデータを整理する|不要情報を減らす
撮影日時、カメラ情報、位置情報などのメタデータを整理すると、容量削減やプライバシー保護につながる場合があります。
画像圧縮とZIP圧縮は目的が異なります
画像をZIPファイルにまとめても、JPEGなどすでに圧縮されている画像は容量が大きく減らないことがあります。Web掲載やメール添付では、画像自体の縦横サイズ、形式、圧縮率を見直すほうが効果的です。
圧縮前に確認したいこと
- 画像を掲載・送信する場所が決まっているか
- 必要な最大表示サイズを確認したか
- 透過背景が必要か
- 文字や細い線が含まれているか
- 元画像を別に保管しているか
- 位置情報などを残してよい画像か
JPEG・PNG・WebP・AVIFの違い

画像形式によって、向いている内容、透明部分への対応、ファイルサイズ、画質の特徴が異なります。すべての画像を同じ形式に統一するより、用途に合わせて選ぶことが重要です。
| 形式 | 向いている画像 | 主な特長 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| JPEG | 写真、商品画像、風景 | 写真を比較的軽く保存しやすい | 再保存を繰り返すと劣化しやすく、透過に非対応 |
| PNG | ロゴ、図解、文字入り画像、透過画像 | 輪郭を保ちやすく、透明部分を扱える | 写真では容量が大きくなりやすい |
| WebP | Web掲載用の写真・図解 | 写真と透過の両方に対応し、軽量化しやすい | 使用する編集環境や入稿先の対応確認が必要 |
| AVIF | Web向けの高圧縮画像 | 高い圧縮効率を期待できる | 変換時間や利用環境、入稿先の対応を確認する |
| HEIC | Apple機器で撮影した写真 | 比較的高画質のまま容量を抑えやすい | 相手の環境やWebサービスによっては変換が必要 |
写真中心|JPEGまたはWebP
商品写真、風景、人物写真など、色数の多い画像はJPEGやWebPが選びやすい形式です。
透過・図解中心|PNGまたはWebP
ロゴ、スクリーンショット、文字入り図解、背景を透明にした画像では、PNGやWebPが候補になります。
Webの軽量化重視|WebPまたはAVIF
サイト表示速度を重視する場合は、入稿先やブラウザの対応を確認したうえで、WebPやAVIFを検討します。
他人へ送る写真|JPEGへ変換
HEICを開けない相手へ送る場合は、互換性を重視してJPEGへ変換すると扱いやすくなります。
Macのプレビューで選べる形式には限りがあります
プレビューでは、HEIC、JPEG、JPEG 2000、OpenEXR、PDF、PNG、TIFFなどへ書き出せます。WebPやAVIFへ変換したい場合は、SquooshやTinyPNGなど、対応する別のツールを使う方法が分かりやすいでしょう。
Macで使いやすい画像圧縮・最適化ツール

画像圧縮ツールは、使いやすさだけでなく、画像を外部サーバーへ送信するか、複数画像を処理できるか、形式変換ができるか、元画像を上書きするかという点も確認して選びましょう。
| ツール | 向いている人 | 主な用途 | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| プレビュー | 追加アプリを入れたくない初心者 | 縦横サイズ変更、形式変換、簡単な画質調整 | WebP・AVIFへの直接書き出しには不向き |
| ImageOptim | Mac内で手軽に複数画像を圧縮したい人 | ドラッグ操作、メタデータ削除、ファイル最適化 | 元ファイルの扱いと設定を作業前に確認する |
| Squoosh | 画質を比較しながら細かく調整したい人 | ブラウザ上での形式変換、品質比較、サイズ変更 | ブラウザでの処理操作に慣れる必要がある |
| TinyPNG | 難しい設定なしで圧縮したい人 | AVIF・WebP・JPEG・PNGのオンライン圧縮 | アップロード前に画像の機密性を確認する |
プレビュー|標準機能でサイズを変更
追加アプリを使わず、画像の縦横サイズや解像度を小さくしたい場合に向いています。複数画像を同じウインドウで選択し、まとめてサイズ変更することも可能です。
ImageOptim|Mac上で手軽に圧縮
画像をドラッグして圧縮したい方に向いています。不要なメタデータを削除しながら、見た目の品質を保ったファイル最適化を行いやすいツールです。
Squoosh|圧縮前後を見比べて調整
画面上で元画像と圧縮後を比較しながら、形式、品質、縦横サイズを調整したい方に適しています。画像処理は端末内で行われます。
TinyPNG|ブラウザで手軽に軽量化
細かな設定をせず、対応形式の画像をすばやく圧縮したい場合に便利です。Web掲載用画像の軽量化にも使いやすいでしょう。
社外秘や個人情報を含む画像はオンライン送信前に確認
オンライン圧縮サービスを利用する場合は、画像を外部サービスへアップロードすることがあります。顧客情報、契約書、社内資料、個人を特定できる写真などは、所属先のルールやサービスの利用条件を確認してください。
各ツールの詳細は、Appleのプレビュー画像サイズ変更ガイド、ImageOptim公式サイト、Squoosh公式サイト、TinyPNG公式サイトで確認できます。
Macのプレビューで画像を圧縮する方法

Mac標準のプレビューでは、画像の縦横サイズと解像度を変更したり、別の形式へ書き出したりできます。まずは追加アプリを使わずに画像を軽くしたい方に適しています。
縦横サイズを縮小する|必要な表示幅へ調整
ブログ掲載やメール添付など、使用目的に合わせて画像の幅と高さを変更する方法です。
-
元画像を複製する
Finderで画像を複製し、元画像を残しておきます。 -
プレビューで開く
圧縮したい画像をプレビューで表示します。 -
サイズ調整を開く
「ツール」から「サイズを調整」を選択します。 -
縦横比を維持する
画像が不自然に変形しないよう、縦横比を固定します。 -
幅または高さを入力する
実際の掲載サイズに合う値へ変更します。 -
別名で保存する
元画像と区別できる名前で保存します。
ブログ画像のサイズ例
記事内へ大きく掲載する写真でも、表示幅に合わせて長辺1200〜2000ピクセル程度から検討すると、元の巨大画像より容量を抑えやすくなります。必要なサイズはサイトの表示仕様に合わせて調整してください。
JPEGへ書き出す|写真の容量を調整
HEICやPNG形式の写真を、互換性の高いJPEGへ変換し、品質を調整して保存する方法です。
-
画像をプレビューで開く
変換したい画像を表示します。 -
書き出しを選ぶ
「ファイル」から「書き出す」を選択します。 -
JPEGを選ぶ
フォーマットからJPEGを指定します。 -
品質を調整する
プレビューを確認しながら、画質と容量のバランスを取ります。 -
新しい名前で保存する
元画像を上書きしないよう別名で保存します。 -
保存後に開き直す
輪郭、文字、色、容量を確認します。
繰り返し再保存しない
JPEGは、圧縮したファイルを何度も開いて再保存すると劣化が重なる場合があります。編集は元画像から行い、完成時に一度だけ圧縮版を書き出す方法が安全です。
プレビューで保存した後の確認項目
- 画像の縦横比が崩れていないか
- 人物や商品がぼやけていないか
- 細い文字や線が読めるか
- 色味が大きく変化していないか
- 目的のファイル形式で保存されているか
- 元画像を上書きしていないか
- ファイルサイズが十分に小さくなったか
専用ツールで画像を効率よく最適化する方法

多数の画像を扱う場合や、WebP・AVIFへ変換したい場合は、専用ツールを使うと効率的です。ツールを使う前に、「元画像」「作業中」「完成版」の保存場所を分けておきましょう。
ImageOptimを使う|複数画像をまとめて圧縮
Mac上で画像をドラッグし、複数ファイルをまとめて最適化したい場合の流れです。
-
元画像を複製する
作業用フォルダへコピーし、元データを別に保管します。 -
設定を確認する
メタデータや圧縮方法の設定を作業前に確認します。 -
画像を追加する
圧縮したい画像またはフォルダをドラッグします。 -
処理完了を待つ
一覧で削減された容量を確認します。 -
画像を開いて比較する
文字、輪郭、色、透明部分を確認します。
元画像の扱いを先に確認
ツールによっては、処理対象のファイルへ変更を加える運用になる場合があります。最初は必ず複製した画像で試してください。
Squooshを使う|画質と容量を比較する
圧縮前後を見比べながら、画像形式や品質を細かく調整したい場合の流れです。
-
画像を読み込む
Squooshへ圧縮したい画像を追加します。 -
形式を選ぶ
用途に応じてJPEG、WebP、AVIFなどを検討します。 -
縦横サイズを調整する
必要以上に大きな画像は表示幅に合わせて縮小します。 -
品質を調整する
比較画面で細部を確認しながら設定します。 -
完成画像を保存する
用途と形式が分かるファイル名で保存します。
100%表示だけで判断しない
原寸表示では小さな劣化が目立っても、実際のWeb表示サイズでは問題がない場合があります。原寸と実際の掲載サイズの両方で確認しましょう。
TinyPNGを使う|手軽にオンライン圧縮
難しい設定をせず、対応形式の画像をすばやく軽量化したい場合の流れです。
-
画像の内容を確認する
外部サービスへ送信して問題がない画像か確認します。 -
画像をアップロードする
圧縮したいファイルを選択します。 -
処理結果を確認する
圧縮後の容量と形式を確認します。 -
画像を保存する
元画像とは別のフォルダへ保存します。 -
表示品質を確認する
Webページや資料へ配置し、実際の見え方を確認します。
重要画像は利用条件も確認
企業の機密資料や個人情報を含む画像は、オンラインサービスへアップロードする前に社内ルールやサービスの利用条件を確認しましょう。
複数画像を処理するときのチェック
- 元画像を別フォルダへ保管したか
- 画像の用途ごとに出力サイズを決めたか
- 同じ形式と品質設定で統一してよい画像か
- 透過部分が正しく残っているか
- ファイル名が重複していないか
- 圧縮後の画像を数枚開いて確認したか
- Webページや資料へ配置して見え方を確認したか
画像編集向けのMacを探す
画像の整理・圧縮・編集を快適に行える環境を選びましょう
少数の画像を圧縮するだけなら幅広いMacで対応できます。大量の写真、複数アプリ、ブラウザ、画像編集ソフトを同時に使う方は、メモリとストレージに余裕があるモデルが安心です。
画質を保つ確認方法と画像編集向けMacの選び方

圧縮後の画像は、ファイルサイズだけでなく、文字、輪郭、色、透明部分、実際の掲載サイズを確認する必要があります。画像編集を頻繁に行う場合は、Mac側の保存容量やメモリも作業効率へ影響します。
圧縮後の品質チェック
- 人物の髪や商品の輪郭がにじんでいないか
- 小さな文字や細い線が読めるか
- 空や壁などのグラデーションに色ムラがないか
- 透明部分に白や黒の背景が付いていないか
- 色味や明るさが大きく変化していないか
- スマートフォンでも見やすいか
- 目的のページで表示速度が改善したか
- 元画像を安全に保管しているか
| 主な用途 | メモリの目安 | ストレージの目安 | 選び方のポイント |
|---|---|---|---|
| 数枚の画像圧縮 | 8GB以上 | 256GB以上 | 標準的なMacでも対応しやすい |
| ブログ・商品画像作成 | 16GB以上を検討 | 512GB以上 | ブラウザと画像編集ソフトの併用を考える |
| 大量写真の一括処理 | 16GB以上 | 512GB〜1TB | 処理速度と保存容量の余裕を重視する |
| 高解像度の制作業務 | 作業内容に応じて増量 | 1TB以上も検討 | 外部ストレージやバックアップも準備する |
持ち運び重視|MacBookが向いている人
外出先、撮影場所、学校、会議室などで、画像の確認や簡単な圧縮・編集を行いたい方に向いています。
大画面重視|iMac・大型画面が向いている人
自宅や事務所で複数画像を比較し、文字や細部を確認しながら長時間作業したい方に向いています。
大量の写真や編集データを保存する場合は、写真や画像を保存しやすいストレージ512GB以上のパソコンが選びやすい目安です。Apple製品から比較したい方は、MacBook・iMacを含むApple製品一覧も確認できます。
PC STOREで確認しやすいポイント
- macOS、メモリ、ストレージなどの条件から探しやすい
- 画像編集の頻度に応じてMacBookやiMacを比較しやすい
- 状態ランクと主要スペックを見ながら中古Macを選びやすい
- 用途や予算に合うモデルについて問い合わせできる
Macの基本的なファイル管理から確認したい方は、Mac OSの基本操作とFinder・Dockの使い方、画像をPDFへまとめたり資料へ加工したりする方は、Mac OSでPDFを編集・結合する方法も参考になります。
よくある質問

Macの標準機能だけで画像を圧縮できますか?
はい。プレビューの「サイズを調整」で縦横サイズや解像度を小さくしたり、「書き出す」からJPEGなどへ変換して品質を調整したりできます。WebPやAVIFへの変換には、対応する別ツールが必要です。
画像は圧縮とサイズ変更のどちらを先に行えばよいですか?
基本的には、使用目的に合う縦横サイズへ変更してから、形式と圧縮率を調整する方法がおすすめです。必要以上に大きな画像を先に縮小すると、画質を保ちながら容量を減らしやすくなります。
JPEGとPNGはどちらが軽くなりますか?
写真ではJPEGのほうが軽くなりやすく、ロゴ、文字入り画像、透過画像ではPNGが向いている場合があります。画像内容によって結果が変わるため、見た目と容量を比較してください。
WebPとAVIFはどちらを使えばよいですか?
どちらもWeb向けの軽量化に使われます。扱いやすさや入稿先の対応を重視するならWebP、高い圧縮効率を重視するならAVIFが候補です。実際のサイトや編集環境が対応しているか確認しましょう。
ImageOptimを使うと元画像は消えますか?
ファイルの扱いは設定や使い方によって異なるため、最初は必ず元画像を複製し、作業用ファイルで試してください。元データと圧縮版を別フォルダに分けると安心です。
オンライン画像圧縮サービスは安全ですか?
一般公開して問題のない画像には便利ですが、個人情報、顧客情報、契約書、機密資料を含む画像では注意が必要です。サービスの利用条件や所属先のルールを確認してください。
画像圧縮には高性能なMacが必要ですか?
数枚の画像を圧縮するだけなら、極端に高い性能は必要ありません。大量の高解像度画像、複数アプリ、画像編集ソフトを同時に使う場合は、メモリ16GB以上や余裕のあるストレージを検討しやすいでしょう。
まとめ:用途に合う形式とツールで画像を最適化しよう

- 画像は、圧縮率より先に縦横サイズを使用目的へ合わせることが重要です。
- 写真はJPEG・WebP、透過や図解はPNG・WebPが選びやすい形式です。
- Mac標準のプレビューでは、サイズ変更と主要形式への変換を行えます。
- ImageOptimはMac上での手軽な圧縮、Squooshは画質比較、TinyPNGは簡単なオンライン圧縮に向いています。
- 元画像は残し、圧縮版を別名・別フォルダで保存しましょう。
- 圧縮後は、文字、輪郭、色、透明部分、実際の掲載サイズを確認しましょう。
- 大量画像を扱う場合は、メモリとストレージに余裕のあるMacが快適です。