最終更新日:2026年9月22日
macOSのお役立ち情報
Macのアプリをアンインストールする方法|ゴミ箱に入れる前に確認すること
Macで使わなくなったアプリを消したいとき、アイコンをゴミ箱にドラッグする方法が知られています。ただ、Appleの案内を読むと、その前に確認したほうがよいことがあります。アプリによっては専用の「アンインストーラ」が用意されていて、そちらを使うことが、アプリ本体に加え、別の場所に保存されている可能性がある関連データを削除するうえで適しているためです。この記事では、Appleが案内している削除の手順を、順番どおりに整理します。あわせて、削除しても残るもの、削除できないアプリについても扱います。
使わなくなったMacのアプリを消したいのですが、ゴミ箱に入れて大丈夫ですか?アプリによっては、先に確認することがあるのか気になって…。
順番があるんだ。Appleもこの手順で案内しているよ。
この記事でわかること
- Appleが案内している削除の手順
- アンインストーラを先に探す理由
- ゴミ箱を空にするまでが削除という考え方
- 削除できないアプリがある理由
- 削除しても残るもの・解約されないもの
結論
アンインストーラを探し、なければゴミ箱へ。最後にゴミ箱を空にします
Appleは、Macでアプリを削除する手順を案内しています。まず、アプリが開いている場合は終了します。次に、Finderでアプリを探します。そのうえで、アプリがApple製でない場合は、そのアプリと同じフォルダに「アンインストール」または「アンインストーラ」というアプリが含まれていないかを確認します。Appleは、アンインストーラが含まれている場合、それを使うのが、アプリ、およびそのアプリが別の場所に保存している可能性があるログイン項目、機能拡張、その他のデータを削除するのに最善の方法だとしています。
アンインストール用のアプリや機能が含まれていない場合は、そのアプリをゴミ箱にドラッグします。または、アプリを選択し、Finderのメニューバーから「ファイル」、「ゴミ箱に入れる」の順に選びます。ユーザ名とパスワードの入力を求められたら、Macの管理者アカウントの名前とパスワードを入力します。そして、アプリを完全に削除し、ストレージ容量をほかのアイテムで使えるようにするには、Finderのメニューバーで「Finder」、「ゴミ箱を空にする」の順に選びます。ここまでが一連の手順です。
手順の確認先は、Appleサポート「Macでアプリを削除またはアンインストールする」です。
Windowsとの違いを先に押さえる

Windowsから乗り換えた方がまず戸惑うのが、この部分です。
Windowsでは、アプリを削除するときに「設定」からアンインストールする流れが一般的です。一方Macでは、Appleの案内によると、アプリをゴミ箱にドラッグする、または「ファイル」から「ゴミ箱に入れる」を選ぶ、という手順になります。設定画面を開いて削除するのではなく、ファイルを捨てるのと同じ操作で進みます。はじめてMacを使う方が「本当にこれでいいのか」と不安になるのは、ここが理由です。
ただし、すべてのアプリが同じではありません。Apple製でないアプリには、専用のアンインストーラが用意されていることがあります。Appleは、アンインストーラがある場合はそちらを使うほうがよいとしています。つまり、Macでも「専用の削除ツールを使う」場面はあります。まずはそれを探す、というのが最初の一歩です。
「捨てる操作と、専用ツールの両方がある」
Macのアプリ削除方法は、アプリにアンインストール用のアプリや機能があるかどうかで変わります。アンインストーラがあればそれを使い、なければアプリのアイコンをゴミ箱に入れます。Windowsのように、どのアプリも同じ画面から削除する、という形ではありません。この違いを知っておくと、削除のたびに迷わずに済みます。なお、Macの基本的な操作全般については、WindowsからMacへ乗り換え|操作の違いを対応表でわかりやすく解説でも扱っています。あわせてご覧ください。
ゴミ箱に入れる前にアンインストーラを探す

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
Appleは、アプリがApple製でない場合、そのアプリと同じフォルダに「アンインストール」または「アンインストーラ」というアプリが含まれていないか確認するよう案内しています。そして、アンインストーラが含まれている場合は、それを使うのが、アプリ、およびそのアプリが別の場所に保存している可能性があるログイン項目、機能拡張、その他のデータを削除するのに最善の方法だとしています。
アプリの探し方も、Appleが案内しています。大半のアプリは「アプリケーション」フォルダにあります。このフォルダは、Finderウインドウのサイドバーで「アプリケーション」をクリックすれば開けます。または、メニューバーの「移動」メニューから「アプリケーション」を選びます。なお、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに、その他のアプリがインストールされている場合があるとも案内されています。このフォルダを開くには、メニューバーの「移動」メニューから「ホーム」を選びます。
「アプリ内のメニューや設定にある場合も」
Appleによると、アプリによっては、アンインストール(または削除またはリセット)機能が、アプリ内のメニュー項目や設定として用意されている場合もあります。つまり、フォルダの中を探しても見つからないときは、アプリを起動して、メニューや設定を確認する方法もあります。とくに、業務用のソフトや、複数の機能をまとめたソフトでは、この形になっていることがあります。フォルダとアプリ内の両方を確認しても見つからなければ、次の章の手順に進みます。なお、Finderでアプリを表示する方法として、Appleは、Spotlightでアプリを検索し、検索結果でcommandキーを押しながらアプリをダブルクリックする方法も案内しています。
アンインストーラがない場合の手順

多くのアプリは、こちらの手順になります。
Appleは、アプリにアンインストール用のアプリや機能が含まれていない場合、そのアプリをゴミ箱にドラッグすると案内しています。または、アプリを選択し、Finderのメニューバーから「ファイル」、「ゴミ箱に入れる」の順に選ぶ方法もあります。どちらでも構いません。マウスでドラッグする操作に不安がある場合は、メニューから選ぶ方法もあります。
操作を進めると、ユーザ名とパスワードの入力を求められることがあります。Appleは、その場合はMacの管理者アカウントの名前とパスワードを入力すると案内しています。これは通常、Macへのログインに使っている名前とパスワードです。求められたら入力してください。
「アプリが開いていると削除できません」
Appleは、削除を始める前に、アプリが開いている場合はまず終了するよう案内しています。また、Macにアプリが使用中と表示されて削除できない場合は、アプリが開いていないことを確認するよう案内しています。必要に応じて、Macを再起動するか、セーフモードで起動してから、もう一度試すという方法も示されています。見た目には閉じているつもりでも、動き続けていることがあります。削除がうまくいかないときは、まずこの点を確認してみてください。
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ゴミ箱を空にするまでが削除

見落としやすいのが、この最後の一手です。
Appleは、アプリを完全に削除し、ストレージ容量をほかのアイテムで使えるようにするには、Finderのメニューバーで「Finder」、「ゴミ箱を空にする」の順に選ぶと案内しています。ゴミ箱に入れただけの状態では、まだ容量は解放されていません。容量を空けたくてアプリを削除したのに変化がない、という場合は、ここが済んでいない可能性があります。
逆にいえば、ゴミ箱を空にするまでは、元に戻せる状態が続きます。削除してよいか迷うアプリがある場合は、いったんゴミ箱に入れ、しばらく様子を見てから空にする進め方もできます。
「容量の管理は、削除だけではありません」
アプリを削除すると、そのアプリが使っていた分の容量が空きます。ただし、Macの容量を空ける方法は、アプリの削除だけではありません。容量不足でお困りの場合は、標準機能での進め方を、Macの容量を空ける・ストレージ管理|標準機能で安全に空き容量を増やすで解説しています。
削除できないアプリがある

すべてのアプリが削除できるわけではありません。ここも押さえておきましょう。
Appleは、Finderを使ってMacに必要なアプリを削除することはできないとしています。これには、メール、ミュージック、ブック、メモ、ポッドキャスト、マップ、News、株価など、macOSでインストールされる多くのアプリに加えて、macOS専用の「システム」フォルダ内にあるすべてのアプリが含まれる、と案内されています。
Appleが例として挙げているアプリ名です。実際に削除できないアプリの範囲は、お使いのmacOSのバージョンによって異なる場合があります。
これらのアプリは、使っていなくても残ります。アイコンが目障りであれば、Dockから外す、という方法があります。Dockから外しても、アプリ自体は削除されません。必要になったときに、また使えます。
「削除できないのは、不具合ではありません」
標準のアプリを削除しようとして、うまくいかないことがあります。これは故障ではなく、そもそも削除できない仕組みになっているためです。無理に削除しようとする必要はありません。使わないアプリが気になる場合は、Dockから外して、視界に入らないようにする方法があります。なお、Appleは、アプリが使用中と表示されて削除できない場合についても案内しています。この場合はアプリが開いていないことを確認し、必要に応じてMacを再起動するか、セーフモードで起動してから、もう一度試します。削除できない理由が「必要なアプリだから」なのか「使用中だから」なのかで、対応が変わります。
削除しても残るもの・解約されないもの

削除する前に知っておきたい、2つのことがあります。
ひとつは、作成したファイルの扱いです。Appleは、アプリを削除またはアンインストールしても、そのアプリで作成した書類やその他のファイルは削除されないとしています。ただし、そうしたファイルを開くには、そのアプリが必要になる場合があるとも案内しています。つまり、ファイル自体は残りますが、開けなくなる可能性があります。あとで見返す必要がある書類がないか、削除の前に確認しておくと安心です。
もうひとつは、サブスクリプションの扱いです。Appleは、アプリを削除またはアンインストールしても、そのアプリで登録したサブスクリプションは解約されないとしています。アプリを消せば料金の請求も止まる、と考えていると、支払いが続くことになります。契約中のサービスがある場合は、別途、解約の手続きが必要です。
「削除の前に、この2つを確認してください」
アプリを削除する前に、次の2つをご確認ください。第一に、そのアプリで作った書類が残っていないか。残っていて、今後も開く可能性があるなら、削除を見送るか、別の形式で保存し直しておく方法があります。第二に、そのアプリでサブスクリプションに登録していないか。登録している場合は、アプリの削除とは別に、解約の手続きが必要です。Appleは、サブスクリプションの解約方法についても案内しています。どちらも、削除したあとに気づくと対応が面倒になる部分です。
よくある質問

ゴミ箱に入れただけでは、削除されていませんか
Appleは、アプリを完全に削除し、ストレージ容量をほかのアイテムで使えるようにするには、Finderのメニューバーで「Finder」、「ゴミ箱を空にする」の順に選ぶと案内しています。つまり、ゴミ箱に入れた段階では、容量はまだ解放されていません。アプリのアイコンが見えなくなるので削除できたように感じますが、最後にゴミ箱を空にする操作が必要です。逆にいえば、ゴミ箱を空にするまでは元に戻せるということでもあります。消してよいか迷っているアプリがある場合は、しばらくゴミ箱に入れたままにしておく、という使い方もできます。
アンインストーラは、どこを探せばよいですか
Appleは、そのアプリと同じフォルダに「アンインストール」または「アンインストーラ」というアプリが含まれていないか確認するよう案内しています。大半のアプリは「アプリケーション」フォルダにあり、Finderウインドウのサイドバーで「アプリケーション」をクリックするか、メニューバーの「移動」メニューから「アプリケーション」を選ぶと開けます。また、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに、その他のアプリがインストールされている場合もあります。こちらは「移動」メニューから「ホーム」を選ぶと開けます。加えて、アプリによっては、アンインストール機能がアプリ内のメニュー項目や設定として用意されている場合もあります。
アプリが使用中と表示されて削除できません
Appleは、この場合、アプリが開いていないことを確認するよう案内しています。必要に応じて、Macを再起動するか、セーフモードで起動してから、もう一度試すという方法も示されています。見た目には閉じていても、バックグラウンドで動き続けていることがあります。まずはアプリを終了し、それでも同じ表示が出る場合は、Macを再起動してみてください。なお、メールやミュージックなど、macOSでインストールされる多くのアプリは、そもそもFinderでは削除できないと案内されています。この場合は、使用中かどうかにかかわらず削除できません。
アプリを削除すると、作ったファイルも消えますか
Appleは、アプリを削除またはアンインストールしても、そのアプリで作成した書類やその他のファイルは削除されないとしています。ただし、そうしたファイルを開くには、そのアプリが必要になる場合があるとも案内しています。つまり、ファイルは残りますが、対応するアプリがなくなったことで開けなくなる可能性があります。今後も開く予定がある書類がないか、削除の前にご確認ください。必要であれば、別の形式で保存し直しておく、という方法もあります。
アプリを消せば、月額料金の請求も止まりますか
止まりません。Appleは、アプリを削除またはアンインストールしても、そのアプリで登録したサブスクリプションは解約されないとしています。アプリを削除することと、契約を解約することは別の手続きです。有料のサービスに登録している場合は、アプリの削除とは別に、解約の操作が必要になります。Appleは、サブスクリプションの解約方法についても案内しています。解約したうえでアプリを削除する、という順番で進めると、消し忘れによる請求を避けられます。
中古で買ったMacに、前の持ち主のアプリが残っています
前の持ち主のアカウントやデータが残っている場合は、アプリだけを削除して使い続ける前に、適切に初期化されているかを確認してください。管理者パスワードを求められる場合もあるため、販売元へ相談し、必要に応じて初期化や返品の扱いを確認するのが安全です。初期化が済んでいることを確認できたうえで不要なアプリがある場合は、この記事の手順で削除できます。中古Macを購入する際の確認点は、中古Macの選び方と購入前チェックリスト|アクティベーションロック・対応OS・バッテリーで解説しています。
まとめ

Macでアプリを削除するときは、Appleが案内している順番で進めます。まず、アプリが開いている場合は終了します。次に、Finderでアプリを探します。Apple製でないアプリの場合は、同じフォルダに「アンインストール」または「アンインストーラ」が含まれていないかを確認します。Appleは、アンインストーラがある場合、それを使うのが、アプリ、およびログイン項目、機能拡張、その他のデータを削除するのに最善の方法だとしています。アンインストール用のアプリや機能がない場合は、アプリをゴミ箱にドラッグするか、「ファイル」から「ゴミ箱に入れる」を選びます。
最後に、Finderのメニューバーで「Finder」から「ゴミ箱を空にする」を選ぶと、容量が解放されます。ここまでで削除は完了です。なお、メールやミュージックなど、macOSでインストールされる多くのアプリは、Finderでは削除できないと案内されています。また、アプリを削除しても、そのアプリで作成した書類は削除されず、登録したサブスクリプションも解約されません。削除の前に、この2点をご確認ください。macOSは更新によって表示が変わることがあるので、最新はApple公式もあわせてご確認ください。
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