最終更新日:2026年10月9日
パソコン・スマホの選び方・購入ガイド
中古スマホのストレージ容量の選び方|現在の使用量から考える
中古のスマートフォンを選んでいると、同じ機種でもストレージの容量がいくつか用意されていることがあります。どれを選べばよいかは、使い方によって変わります。そこでこの記事では、何GBがよいと数字で決めるのではなく、今お使いのスマートフォンで実際にどれくらい使っているかを確かめるところから考える方法を、AppleとGoogleの公式情報をもとに整理します。写真や動画、アプリがどれくらい場所をとっているか、クラウドの保存先をどう考えるかもあわせてご説明します。
中古のスマホを選んでいたら、同じ機種でも容量がいくつかあって…。どの容量を選べばいいのか分からなくて。大きいほうがいいんでしょうか?
まず今のスマホでどれくらい使っているかを確かめよう。そこから考えると選びやすいよ。①今の使用量を設定で確認 ②写真・動画とアプリの量を見る ③本体の容量とクラウドは別。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- ストレージとメモリの違い
- 今のスマートフォンの使用量を確かめる方法
- 写真・動画とアプリが使っている量の見方
- 本体の容量とクラウドの保存先の考え方
- 容量を選ぶときの確認の順番
結論
今の使用量と、これから増える分から考えます
容量を選ぶときは、まず今お使いのスマートフォンの使用量を確かめます。iPhoneでは「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で、Androidでは設定アプリの「ストレージ」で、使用量を確認できます。Appleは、デバイスには所定の容量のストレージがあり、容量が多いほど、音楽、アプリ、写真、その他のコンテンツをより多く保存できる、と説明しています。
次に、使用量の内訳を見て、写真や動画、アプリなど何が場所をとっているかを確かめます。そのうえで、これから増えそうな写真・動画・アプリの量を考えます。写真や動画をクラウドに保存する場合でも、クラウドのストレージは本体のストレージとは別のもので、本体の使用量がどれだけ減るかは設定によって変わります。
確認先は、Appleサポート「iPhoneやiPadにおけるiCloudストレージとデバイスストレージの違い」と、Android ヘルプ「Android デバイスの空き容量を増やす」です。
ストレージとメモリの違い

はじめに、似た言葉の違いを整理します。
Googleは、ストレージとは音楽や写真などのデータが保存される場所で、メモリとはアプリやAndroidシステムなどのプログラムが実行される場所だ、と説明しています。商品ページで「64GB」「128GB」などと書かれているストレージ容量は、写真や動画、アプリなどを保存しておける量のことです。
この記事で扱うのは、保存しておける量であるストレージの容量です。動作の速さに関わるメモリとは別のものとして考えてください。
「表示された容量のすべてを使えるわけではありません」
Appleは、iPhoneのストレージの内訳について、「システム」はオペレーティングシステムが消費している容量で、デバイスやモデルによって異なる、と説明しています。商品ページの容量の数字と、自分で使える量はぴったり同じではない、と考えておくと選びやすくなります。
iPhoneで今の使用量を確かめる

iPhoneでは、設定アプリから使用量を確かめます。
Appleが案内している手順は次のとおりです。第一に、設定アプリを開いて「一般」をタップします。第二に、「iPhoneストレージ」をタップして、デバイス本体のストレージのうち、使用済みの容量を確認します。Appleによると、この画面には「おすすめ」と、アプリとそのストレージ使用量のリストが表示されます。
アプリの名前をタップすると、そのアプリの使用状況の内訳を確認できます。Appleは、キャッシュに保存されたデータや一時データは、使用量として算入されない場合がある、としています。
「容量を空けたいとき」
使用量を確かめた結果、今のiPhoneの空きが少なかった場合の空け方は、iPhoneの容量を空ける・ストレージ管理|写真を消さずに空きを増やす(その他対策)で解説しています。この記事では、次のスマートフォンの容量を選ぶための確かめ方に絞ってご説明します。
Androidで今の使用量を確かめる

Androidでも、設定アプリから使用量を確かめます。
Googleが案内している手順は次のとおりです。第一に、デバイスの設定アプリを開きます。第二に、「ストレージ」をタップします。第三に、カテゴリを選択します。カテゴリごとに、どれくらいの量を使っているかを確かめられます。
Googleは、この手順の一部はAndroid 14以上でのみ動作する、としています。設定の名前や場所が機種によって異なる場合は、端末のメーカーの案内もあわせてご確認ください。
「容量を空けたいとき」
今のAndroidの空きが少なかった場合の空け方は、Androidの容量不足を解消する方法|安全に消していいデータと、「その他」の正体・正しい減らし方で解説しています。
容量を見比べて選ぶなら
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写真・動画とアプリの量を見る

使用量の合計だけでなく、内訳も見ておきます。
Appleは、iPhoneのストレージの内訳として、写真アプリに保存されている写真やビデオを「写真」、インストールされているアプリとそのコンテンツを「アプリ」、音楽やビデオ、ポッドキャストなどを「メディア」、メッセージとその添付ファイルを「メッセージ」として分類している、と説明しています。
どの項目が多いかによって、次のスマートフォンで考えたいことが変わります。写真や動画が多い場合は、これからも撮り続ける量と、クラウドに保存するかどうかを考えます。アプリが多い場合は、今後も同じアプリを使い続けるかを考えます。音楽や動画を本体に保存している場合は、その量も含めて考えます。
内訳の項目名は、iOSやAndroidのバージョン、機種によって異なる場合があります。
「これから増える分も考える」
今の使用量は、これまでに保存してきた量です。中古のスマートフォンを何年か使うつもりであれば、その間に増える写真や動画、アプリの分も考えておくと、あとで空きが足りなくなることを避けやすくなります。Appleは、デバイスのストレージをすべて使い切っている場合やほぼ満杯の場合は警告が表示されることがある、と案内しています。
本体の容量とクラウドは別

写真や動画をクラウドに保存する方法もありますが、本体の容量とは別のものです。
Appleは、iCloudストレージは写真、ファイル、メモなどのデータをクラウドに保存するもので、デバイスストレージとはiPhoneなどのデバイス上のストレージのことだ、と区別して説明しています。iCloudストレージを使用するiCloud機能を有効にすると、すべてのデバイスでコンテンツにアクセスし、デバイスのストレージを最適化できる、とされています。
Googleは、Androidでデバイスの空き容量が少なくなった場合に、バックアップ済みの写真や動画を自動的に削除する「スマート ストレージ」の設定を案内しています。また、Googleフォトでバックアップを取っている場合は、スマートフォン上の写真や動画を削除しても、インターネットに接続されているときにバックアップしたコピーをアプリで見ることができる、としています。
「クラウドに保存すれば本体が空く、とは限りません」
クラウドに保存しても、本体の使用量がどれだけ減るかは、設定やアプリの使い方によって変わります。また、Appleは、iCloudストレージをすべて使い切っているかほぼ満杯の場合は、ストレージを管理するか追加で購入するまで、使用しているiCloudの機能が最新の状態に保たれないことがある、と案内しています。クラウドを使う前提で本体の容量を選ぶ場合は、クラウド側の容量もあわせて確かめてください。iPhoneの写真とiCloudの関係は、写真とiCloudの管理・容量不足の対処|仕組み・最適化・iCloud+で安全に解決、Androidの写真の保存は、Androidの写真をGoogleフォトにバックアップする方法|画質・容量・整理の基本で解説しています。
容量を選ぶときの確認の順番

ここまでの内容を、選ぶときの順番にまとめます。
第一に、今のスマートフォンの使用済みの容量を確かめます。第二に、内訳を見て、写真・動画やアプリなど、何が多いかを確かめます。第三に、これから増えそうな分を考えます。第四に、写真や動画をクラウドに保存するかどうか、クラウド側の容量が足りるかを考えます。第五に、商品ページに書かれているストレージ容量と見比べます。この順番は、AppleとGoogleの公式情報をもとに、この記事用に整理したものです。
どの容量が合うかは、使い方によって変わります。迷う場合は、今の使用量にこれから増える分を加えても、空きに余裕がある容量を候補にすると考えやすくなります。
「PC STORE編集部からの補足」
当店では、スマートフォンの商品ページにストレージ容量を記載しています。今お使いのスマートフォンの使用量を確かめたうえで、商品ページの容量と見比べてください。どの容量にするか迷う場合は、今の使用量を控えてお問い合わせいただければ、用途に合わせてご案内します。中古のiPhoneやAndroidを選ぶときのほかの確認点は、中古iPhoneの選び方と購入前チェック|バッテリー最大容量・アクティベーションロックの確認方法と、中古Androidスマホの選び方|更新の提供状況・SIMロック・バッテリーの確認で解説しています。
よくある質問

結局、何GBを選べばよいですか
使い方によって変わるため、この記事では数字で決めていません。今お使いのスマートフォンの使用済みの容量を確かめ、これから増えそうな写真・動画・アプリの分を加えて考えてください。そのうえで、空きに余裕がある容量を候補にすると考えやすくなります。
ストレージとメモリは同じものですか
別のものです。Googleは、ストレージとは音楽や写真などのデータが保存される場所で、メモリとはアプリやAndroidシステムなどのプログラムが実行される場所だ、と説明しています。商品ページの「64GB」「128GB」などのストレージ容量は、保存しておける量のことです。
表示されている容量をすべて使えますか
すべてを自由に使えるわけではありません。Appleは、iPhoneのストレージの内訳のうち「システム」はオペレーティングシステムが消費している容量で、デバイスやモデルによって異なる、と説明しています。表示された容量より、自分で使える量は少なくなります。
クラウドを使えば、小さい容量でも大丈夫ですか
使い方と設定によります。Appleは、iCloud機能を有効にするとデバイスのストレージを最適化できると案内していますが、iCloudストレージは本体のストレージとは別のものです。Googleは、空き容量が少なくなった場合にバックアップ済みの写真や動画を自動的に削除する設定を案内しています。クラウドを使う前提で選ぶ場合は、クラウド側の容量もあわせて確かめてください。
今のスマホの使用量はどこで見られますか
iPhoneは、Appleの案内では設定アプリの「一般」→「iPhoneストレージ」で確認できます。Androidは、Googleの案内では設定アプリの「ストレージ」をタップし、カテゴリを選んで確認します。機種によって名前や場所が異なる場合があります。
容量が足りなくなったら、あとから増やせますか
本体のストレージ容量と、クラウドなど別の保存先は異なります。Appleも、デバイスのストレージとiCloudストレージを分けて説明しています。購入後に利用できる保存先は機種によって異なるため、候補の機種の仕様を確認してください。購入前には、今の使用量とこれから増える分を、商品ページに記載された本体の容量と見比べておきましょう。
まとめ

中古スマートフォンのストレージ容量は、何GBがよいと数字で決めるのではなく、今の使用量から考えます。iPhoneは設定アプリの「一般」→「iPhoneストレージ」、Androidは設定アプリの「ストレージ」で、使用済みの容量と内訳を確かめます。写真・動画やアプリなど、何が多いかを見たうえで、これから増えそうな分を考えます。
クラウドの保存先は本体のストレージとは別のもので、本体の使用量がどれだけ減るかは設定によって変わります。Appleは、デバイスには所定の容量のストレージがあると説明しているため、買う前に考えておくことが大切です。表示や手順は更新によって変わることがあるので、最新はAppleとGoogleの公式情報もあわせてご確認ください。スマートフォンの使い方全般は、iPhoneの困った・使い方 総合ガイド|初期設定・データ移行・容量・電池の悩みをまとめて解決と、Androidの困った・使い方 総合ガイド|初期設定・データ移行・電池・容量の悩みをまとめて解決でまとめています。
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