最終更新日:2026年6月12日
Mac活用ガイド
MacでのPDFサインとアノテーション|プレビューアプリで署名・注釈・マーカーを入れる方法を解説
書類にサインして送り返すのに、毎回プリンターで印刷して、署名して、スキャンして…と手間に感じていませんか。Macなら、標準搭載の「プレビュー」だけで、PDFへの署名や注釈、マーカー、テキストの書き込みまで完結できます。印刷もスキャンも不要です。この記事では、Macのプレビューアプリを使ったPDFのサイン(署名)とアノテーション(注釈)の方法を、署名の作り方・押し方、注釈ツールの使い方、保存の注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
書類にサインして送り返すのに、毎回印刷して、書いて、スキャンして…って大変なんです。Macだけで完結できる方法ってありますか?
Mac標準の「プレビュー」でできるよ。サインを一度作れば押すだけ。マーカーや図形で注釈を入れたり、テキストを書き込んだりもできる。印刷もスキャンも要らないんだ。一緒にやってみよう。
この記事でわかること
- MacのプレビューでできるPDF署名・注釈の基本
- 署名(サイン)の作り方と押し方
- マーカー・図形・矢印などの注釈ツールの使い方
- PDFにテキストを書き込む方法
- 保存・書き出しと、送る前の注意点
- うまくいかないときの確認ポイント
結論
Mac標準の「プレビュー」だけで、PDFの署名も注釈も印刷なしで完結できる
Macには「プレビュー」というPDF・画像の標準アプリが備わっており、専用アプリを買わなくても、PDFへの署名(サイン)や注釈(アノテーション)が行えます。中心になるのが「マークアップ」ツールバーです。ここから、署名の作成・挿入、マーカーでの強調、図形や矢印の追加、テキストの書き込みなどができます。書類にサインして送り返す作業も、印刷・手書き・スキャンなしで画面上だけで完結します。
署名は一度作って登録すれば、次回からは選んで押すだけで使えます。トラックパッドで手書きする方法や、紙に書いた署名をカメラで読み取る方法などが用意されています。注釈は、マーカーで重要箇所を強調したり、矢印や囲みで指示を入れたり、テキストで補足したりと、確認・修正のやり取りに便利です。最後に保存・書き出しをして相手に渡せば完了です。この記事では、初めての方でも迷わないよう、手順とコツを順番に紹介します。
プレビューでできるPDF署名・注釈とは

プレビューは、MacでPDFや画像を開くときに使われる標準アプリです。表示だけでなく、PDFに署名や注釈を入れる編集機能も備わっています。
これらの機能を使えば、書類のやり取りを画面上だけで完結できます。印刷・手書き・スキャンの往復がなくなり、時間も手間も大きく減らせます。
- PDFに署名(サイン)を入れて送り返せる
- マーカーや図形で重要箇所を強調できる
- 矢印や囲みで修正指示を分かりやすく伝えられる
- テキストを書き込んで補足できる
結合や並べ替えもプレビューで可能
プレビューは署名・注釈だけでなく、PDFの結合やページの並べ替えにも対応します。あわせて使いたい方は、関連記事も参考になります。
PDFの結合・並べ替え・書き出しは、Mac OSで効率的にPDFを編集・結合する方法で詳しく解説しています。
マークアップツールバーの開き方

署名や注釈の機能は、「マークアップ」というツールバーにまとまっています。まずはここを開けるようになりましょう。
PDFを開く|プレビューで表示
編集したいPDFをプレビューで開きます。
-
ファイルを開く
PDFをダブルクリックしてプレビューで表示する。 -
表示を確認
編集したいページを表示する。
マークアップを開く|ツールを表示
ツールバーのマークアップアイコンを押して編集ツールを表示します。
-
アイコンを押す
ペン先のようなマークアップアイコンをクリックする。 -
ツールを確認
署名・図形・テキストなどのツールが並ぶ。
ツールを覚える|役割を把握
よく使うツールの位置を覚えると操作がスムーズです。
-
署名ツール
サインを作成・挿入するツールを確認する。 -
注釈ツール
マーカー・図形・テキストの位置を確認する。
ツールの名称は環境で少し異なる
macOSのバージョンによって、ボタンの位置や名称が少し異なる場合があります。アイコンの見た目(ペン・図形・署名マークなど)を手がかりにすると分かりやすいです。
署名(サイン)の作り方と押し方

署名は一度作って登録すれば、次回からは選んで押すだけです。自分に合った作り方を選びましょう。
トラックパッドで書く|指で署名
トラックパッドに指で署名を書いて作成します。
-
署名を選ぶ
マークアップの署名ツールから作成を選ぶ。 -
指で書く
トラックパッドに署名を書いて登録する。
カメラで読み取る|紙の署名を使う
紙に書いた署名をカメラで読み取って登録できます。
-
紙に署名
白い紙に署名を書く。 -
カメラに写す
カメラの案内に合わせて読み取り、登録する。
署名を押す|位置とサイズ調整
登録した署名を選び、書類の所定の位置に配置します。
-
署名を選択
登録済みの署名を選んで挿入する。 -
位置を調整
ドラッグで位置を合わせ、サイズを整える。
電子サインと法的な「電子署名」は別もの
プレビューで入れるサインは、見た目の署名(電子サイン)です。契約などで法的効力のある「電子署名」が求められる場合は、専用サービスの利用が必要なことがあります。用途に応じて使い分けましょう。
マーカー・図形・矢印で注釈を入れる

注釈ツールを使うと、確認や修正指示が分かりやすく伝わります。目的に合わせて使い分けましょう。
| ツール | できること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| マーカー(ハイライト) | 文章を色付きで強調する | 重要な箇所を目立たせたいとき |
| 図形(四角・丸) | 範囲を囲んで示す | 特定の部分を指し示したいとき |
| 矢印・線 | 位置や方向を指す | 「ここを直して」と伝えたいとき |
| 手書きスケッチ | 自由に線を描く | 軽くメモや印をつけたいとき |
色や太さは変更できる
図形やマーカーの色・線の太さは、ツールバーから変更できます。複数の指示を色で区別すると、相手に伝わりやすくなります。
PDFにテキストを書き込む

申込書やフォームの空欄に文字を入れたいときは、テキストツールが便利です。手書きせずきれいに記入できます。
テキストを追加|空欄に記入
テキストボックスを置いて、必要な内容を入力します。
-
テキストツールを選ぶ
マークアップからテキストを選ぶ。 -
入力する
記入したい位置に置いて文字を入力する。
位置と書式を整える|読みやすく
文字の位置やサイズ、色を調整して読みやすくします。
-
位置を合わせる
ドラッグで欄に合わせて配置する。 -
書式を調整
フォントサイズや色を整える。
入力欄付きPDFはそのまま記入できることも
もともとフォーム欄が設定されたPDFは、欄をクリックして直接入力できる場合があります。まずは欄をクリックしてみて、入力できなければテキストツールを使いましょう。
保存・書き出しと送る前の注意点

署名や注釈を入れたら、保存して相手に渡します。後から困らないよう、保存方法と注意点を押さえましょう。
送る前のチェックリスト
- 署名や記入内容が正しい位置に入っている
- 元のファイルを残したい場合は「複製」してから保存した
- 必要に応じてファイル名を分かりやすく変更した
- 個人情報や不要な注釈が残っていないか確認した
上書き保存に注意
編集すると元のPDFが上書きされることがあります。元ファイルを残したい場合は、「ファイル」→「複製」してから編集・保存すると安心です。
送る前に最終確認を
注釈は相手にも見えます。社外に送る場合は、内部向けのメモや不要な注釈が残っていないか確認しましょう。容量が大きい場合はMac OSで画像を圧縮・最適化する方法の考え方も役立ちます。
書類作業を快適にするなら
用途に合うMacを選びましょう
PDFや書類のやり取りを快適に行うには、画面の見やすさやSSD・メモリの余裕があると安心です。用途に合う一台を、状態や保証を確認して選ぶと安心です。
よくある質問

MacでPDFに署名するのに、専用アプリは必要ですか?
いいえ、必要ありません。Mac標準の「プレビュー」のマークアップ機能で、署名(サイン)の作成・挿入ができます。一度署名を登録すれば、次回からは選んで押すだけです。印刷・手書き・スキャンの往復が不要になり、画面上だけで書類のやり取りを完結できます。
署名はどうやって作りますか?
主に2つの方法があります。トラックパッドに指で署名を書く方法と、紙に書いた署名をカメラで読み取る方法です。どちらも一度登録すれば繰り返し使えます。自分が書きやすい方を選び、挿入後に位置やサイズを調整しましょう。
プレビューの署名は契約などにも使える正式な電子署名ですか?
プレビューで入れるのは見た目の署名(電子サイン)です。契約などで法的効力のある「電子署名」が求められる場合は、専用の電子署名サービスが必要なことがあります。社内確認や一般的な書類のやり取りには便利ですが、用途に応じて使い分けましょう。
注釈やマーカーは相手にも見えますか?
はい、保存したPDFに反映されるため、受け取った相手にも見えます。社外に送る場合は、内部向けのメモや不要な注釈が残っていないか、送る前に確認しましょう。色や太さを変えて指示を分かりやすくするのも効果的です。
編集したら元のPDFが上書きされてしまいました。
プレビューでは編集が元ファイルに反映されることがあります。元のPDFを残したい場合は、「ファイル」→「複製」してから編集・保存すると安心です。今後のために、重要な書類は編集前にコピーを取る習慣をつけるとよいでしょう。
まとめ

Macのプレビューを使えば、PDFへの署名(サイン)や注釈(アノテーション)を、印刷もスキャンもせずに画面上だけで完結できます。中心となるのは「マークアップ」ツールバー。署名は一度作って登録すれば押すだけで使え、マーカーや図形、矢印、テキストで分かりやすく注釈を入れられます。
保存の際は、元ファイルを残したいなら複製してから編集し、社外に送る前には不要な注釈が残っていないか確認しましょう。法的効力のある電子署名が必要な場面では専用サービスを検討するなど、用途に応じた使い分けも大切です。標準機能を活用して、日々の書類のやり取りを効率化してください。
快適に使えるMacを
用途に合うMacをPC STOREで探す
保証付き・セットアップ済みの中古Macから、用途や予算に合う一台を選べます。選び方に迷うときはお気軽にご相談ください。